【一般者向け】感染症と対策について

感染対策
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今すぐ実行できる感染症対策になります。

こんにちはKです。

私は学生時代にクリニックに2年、卒業後病院に4年、接骨院兼高齢者施設がある総合施設に5年勤務していました。

医療機関での勤務時代に感染予防について医師や看護師の各先輩方より厳しく指導をして頂きました。

今回は感染症についてを厚生労働省HPの感染予防と混え書いていきたいと思います。なお情報が多くなるので数回に分けて感染予防や対策について書かせて頂きます。

感染症って何?

「感染症」とは、細菌やウイルス、寄生虫などの病原体が体内に入りいろいろな症状を起こす病気のことを言います。

世界では疫病と呼ばれ天然痘やペストなどの伝染病*によって多くの死者を出し社会的に甚大な影響を与えていました。

昔は原因が分からず感染症は他の天災と同様に一種の神罰ではないかと考えられていたようですが、医学の父ヒポクラテスは病気は神々の与えた罰などではなく、環境、食事や生活習慣によるものであると主張しヒポクラテスは病気を急性・慢性・風土病・伝染病の四つに分類しました。

その後は1798年に近代疫学の父と呼ばれるエドワード・ジェンナー博士により病原体の天然痘に対する予防法が初めて発表されました。

1948年には人々の公衆衛生や健康を守る世界保健機関(WHO)が設立され世界の感染症の根絶、拡大予防接種対策を行なっています。

我が国では1897(明治30)年のに伝染病予防法」 が設立。

1999年4月に伝染病予防法に代わる新たな感染症対策の基本法として、「感染症の予防 及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下「感染症法」という。)が制定されました。

*感染症法の施行により伝染病は廃止され、法文の中でも「伝染病」の文言は「感染症」に改められたようです。

その感染症法の第四条にこう書かれております。

第四条 国民は、感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払うよう努めるとともに、感染症の患者等の人権が損なわれることがないようにしなければならない。

引用元 電子政府の総合窓口e-Gov 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=410AC0000000114

私も読んでいて驚きましたが、感染症について知識を持つことは国の法律で国民の責務になっています。

では私たちが出来る感染予防は何か事項にて説明していきます。

コロナウィルス終息のために出来る感染予防法

感染予防は私が勤めていた医療施設では院内感染を防ぐため、標準予防策*は当たり前でした。

忘れもしない学生時代のアルバイトでの思い出ですが、

勤めていたクリニックの院長は日常的にゲキを飛ばすめちゃくちゃ恐い院長でした。ある日患者様が採決をしている際に、採血管(スピッツ)の交換の際に机に血を3滴垂らしてしまいました。瞬間拳骨と蹴りが飛んできて、殺されるのではないかと言うぐらい叱られました。そしてそのあとは部屋一室全ての掃除を行いました。

それもそのはずです。一歩間違えば人を殺しかねません。

拳骨と蹴りは良くないですが、人の命がかかっているという事を考えれば、叱られて当然。一般の方々にも今日ブログをきっかけに感染症に気をつけてもらえれば幸いです。

*標準予防策とは。患者様の二次感染,医療従事者の医療事故による感染を防ぐ目的で行う予防策。感染リスクのある患者さまの体液や血液などには安易に触れずマスクや手袋、場合によってはシールドやエプロンを使用します。スタンダードアプリコーションとも言われています。

では私達一般の国民は今どういう事をするべきか?

ちゃんと“厚生労働省”のHPに掲載されています。

下記引用〜厚生労働省 新型コロナウイルス感染症についてより〜 出典:首相官邸HPより

厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について

風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。

集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。

換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

お願い1:外出はできるだけひかえてください。

やむを得ず外出する場合には、マスクを着用していただくようお願いします。

お願い2:「三密」(密集、密室、密接)を避けましょう。

集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。

 できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、やむを得ない場合には、マスクをするとともに、換気を心がけていただく、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。

お願い3:咳エチケット(咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること)や手洗いをお願いします。

新型コロナウイルス感染症は、罹患しても約8割は軽症で経過し、治癒する例が多いことが報告されていますが、高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化するリスクが高いことが報告されています。皆さまご自身を守るため、そして、大切な人を守るため、3つのお願いへのご協力をお願いします。

(参考文献)森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)

引用:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について 出典:首相官邸HPより

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html


もし症状が出てしまったら?

次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。

 (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合、又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。

マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

 【相談後、医療機関にかかるときのお願い】

〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください

〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) や手洗いの徹底をお願いします。

こちらに厚生労働省の各都道府県の相談センターのURLを添付致します。

 
新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターについて紹介しています。

まとめ

現在はコロナウィルスについての感染予防がテレビやネットで伝えられています。

私は厚生労働省のサイトが国のサイトなので日本で一番確かなものだと考えております。病院や接骨院に勤めている時もお世話になりました。身体の事で皆様も困ったときはまずは検索してください。

混乱を防ぐために自分で色々な事を調べ基礎固めをしてあとは必要な情報を精査していく事が大切だと思います。無知より怖いものは無い。判断力の差は情報の差。

後日「消毒」について書かせて頂きます。

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