脱腰痛!改善へ向かうの3つのプラス変化

病気
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お父さん「腰痛って治る?」

自分「治るよ!」

昨日の父親との会話です。

私には今年60歳になる父親がいます。

施術の仕事についていた事もあり、家族や親戚、友人からよく身体のことについて聞かれる事があります。

皆様も同じ様な悩みを持っているかと思いますので、是非ご参考下さい。

脱腰痛!改善へ向かう為の3つのプラス変化

「腰痛って治るの?」と言うお父さんの質問に治ると答えましたが、

ここからは私が現場でみてきた率直な感想です。

腰痛は治る方と症状の緩和がなかなか難しい方がいらっしゃいます。

えっ緩和が難しい?大半の方が治る方ですのでご安心下さい。

※治る定義は人によって様々なので今回は「治る」=「痛みが取れる」と定義致します。

今回のブログでは改善へ向かう為の3つのプラス変化を書きました。

ブログを読んで頂き腰痛の方や悩んでいる方の解決の糸口となれば幸いです。良い先生を見つけるポイントも書かせて頂きましたので併せてどうぞ。

1.体の組織や細胞へのプラス変化

腰痛を改善するためには、体の組織や細胞へプラスの変化が必要です。

その前提条件がこちら

  1. 関節や筋肉、その他組織の負担がとれる
  2. 血流が良くなり、自然治癒力が働き細胞が修復される

1→2の順で反応が起きやすいということを説明していきます。

1.関節や筋肉、その他組織の負担がとれる

作業や運動によって体への負担が強いと、たとえ正常に自然治癒力が働いていたとしても回復が追いつきません。

作業量やトレーニング量を減らしたり、重いものを持ち上げる際は膝を使ってしゃがみ込み自分の胸のあたりでしっかりと物を抱きしめて持ち上げます。

完全に負担を取り除くことは出来ないので、負担を減らすという意識を持ちおこなっていきましょう。

2.血流が良くなり、自然治癒力が働き細胞が修復される

血流が良くなると栄養が筋肉や神経に届きやすくなり、身体の回復が早まります。ストレッチや体操などの運動、お風呂で暖まったり、マッサージなどで血液循環を促すと普段動かなくなっている筋肉がほぐれたり、関節の滑りが良くなります。

よって潰されて血流が悪くなった血管や神経の負担がとれ本来の機能を取り戻し血液がしっかりと細胞に行き渡るようになり、自然治癒力がしっかりと働くようになります。

2.心へのプラス変化

先ほどの【体の組織や細胞へのプラス変化】の項は皆さん結構クリアされている方が多い中、この心へのプラスの変化を理解されている方はまだ少ないです。

“病は気から”ということわざがあるようにとても重要です。

心におこるプラスの変化は大きく分けて2つ。

  1. 痛みの原因がはっきりし不安が解消される
  2. 痛みに対して知識がつき、前向きに向かい合い会う事で痛みのコントロールができるようになる

1.痛みの原因がはっきりし不安が解消される

原因が分かっただけでスッキリして治った気がする経験をお持ちではないでしょうか?

「安心」というのが与える効果は下手に施術するよりも効果が有ると思っています。

2.痛みに対して知識がつき、前向きに向かい合い会う事で痛みのコントロールができるようになる

痛みに対して知識をつけるのはもの凄く大変です。

専門家でも大変です。

今すぐ簡単にできることは、”前向きになること”です。

気持ちが身体に与える影響ということを知っていれば、必要以上に悩んだり絶望することはよくないということに気がつきます。

必要以上の不安は脳の機能を低下させ痛みを増幅させるので、専門家に相談したり共感してもらえる人に話を聞いてもらい不安を少しでもとりのぞきましょう。

3.環境へのプラス変化

環境とは生活環境のことです。根本改善を行うのであれば

  1. ストレスが無くなる
  2. 信頼できる医師または専門家の先生に出会う

1.ストレスが無くなる

ストレスといっても色々な種類があります。同じ作業を何回も繰り返すや作業場の気温などの外的ストレス。人間関係やプレッシャーなどの内的ストレス。完全にそれが原因というわけではないですが、これを気にその環境をどうしたら改善できるかを前向きに考えてみるのも良いかもしれません。

2.信頼できる医師または専門家の先生に出会う

信頼できる先生とにお出会いは凄く大切です。身体へのプラスの変化と心へのプラスの変化、環境へのプラスの変化の全てを良い方向へ導いてくれる先生に出会えたらあなたの身体は変わるかもしれません。ただ依存しすぎるのも良くないです。

頑張りすぎない程度に自分で情報取集したり体操やストレッチをして前向きに痛みと向き合い、分からないところや自分に出来ない範囲は専門家にお願いをするというのが良いと個人的には思います。

ちなみに事項にて11年間病院や接骨院につとめた私が良い先生を見つけるポイントを書きました。

良い先生を見つけるポイント

来院前のポイント

・ホームページを見て自分が行ってみたいか

・気になる所のネットでの口コミを見てその院のどんなところが良いのか

・院長先生に好感を持てる写真か?

受診時のポイント

・診察時にしっかり話を聞いてくれているか

・分からない事に対して何か提案をして頂けたか

・常に新しい事を勉強されているか

初めて受診する時は患者様側は不安でいっぱいです。

まずは声掛けがあったり笑顔で対応してくれ、不安を取り除いてくれるような所は単純に良い所です。

全てを網羅することは正直難しいと思います。

特に来院時のポイントをクリアしている先生は少ないです。

私もたくさんの先生に出会わせて頂きましたが、実際に全てを網羅されている先生はいらっしゃいます。そういった先生方は先生としても人間としても尊敬します。

そんな先生に巡り合えた時はあなたの人生が変わるほどの影響があるかも知れません。

まとめ

今回は腰痛改善に向かう3つのプラスの変化について書きました。

これが全てクリアしてもまだ痛いと言われる方は、症状の緩和がなかなか難しい方だと思います。ですが全部やってみらたら少し緩和されてませんでしょうか?

日頃から腰痛がある事は本当に辛いです。実は私も第4/5腰椎椎間板ヘルニアがあります。症状が出現すると左足が痺れて動けなくなる時もあります。しかしネガティブにならずに出来るだけ普通の日常生活を送り症状が強くなりそうな時は自分で体操したり、友人にケアをお願いしたりしながら過ごしています。悩むだけでは不安が募る一方で、ストレスをさらに溜めてしまい悪循環になります。

腰痛は良くなる希望を持ち、自分にできる事を行い自分の身体と向き合う事が大切だと私は思います。

今回のような質問は家族や親族からよくあるので、皆様の参考になるようでしたらまた日を改めて書いていきたいと思います。

ちなみに注射や薬、湿布に関してはどうなの?と言う事ですが、医薬品の説明に関しては本職ではない為、ここでの記載に関しては控えさせて頂きます。ご了承ください。

注*腰痛には色々種類があります。腰の痛みに関してはそれぞれ専門家の意見や考え方が変わります。自分の腰痛の種類についてネットにある情報を見て間違った自己解釈をしてしまうと危険なのと、混乱を招く原因となる可能性があるので腰痛の種類については今回は記載しておりません。

腰痛を深く学びたいと言う方には医療者向け書籍になりますが、

日本整形外科学会/日本腰痛学会監修の「腰痛診療ガイドライン2019」はスタンダードテキストになるのではないかと私は思います。専門用語で書かれていますが理解するとかなり腰痛の事について詳しくなると思います。

アメリカの医師会の腰痛・頚部痛の世界標準的知識の翻訳版もわかりやすく絵と一緒に腰痛について描かれているのでオススメです。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

世界をもっと健康にする情報発信者 K

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