今回はカルシウムの話です。
前回も申し上げたように沢山の学生が私の勤めていた接骨院には通院をしていました。
学生のお子さんがいる方は是非このブログを参考にして下さい。
学生達に身長を伸ばしたい?
と聞くと8割方伸ばしたいと言います。
そんな子にはこのカルシウムの話をしてあげると食い入って聞いてくれます。
今回は学生達にどのように分かりやすく説明していたかをお伝えいたします。
まず初めに学生達にカルシウムについて聞きます。
私「カルシウムって何をしていると思う?」
学生「骨を強くする」
正解です。
実はまだまだあります。
実はカルシウムには骨を栄養する他に筋肉や神経にも関与しています。
なのでカルシウムが体から不足すると、
骨折しやすくなったり、将来的に骨粗鬆症(骨が弱くなる病気)になりやすくなります。
筋肉の中にもあるので腰痛や肩こりも起こりやすくなります。
さらには神経も栄養しているので不満を溜めやすくなりイライラしたり怒りっぽくなります。
とここで一度、学生と親御さんの反応を見ると、
ほとんどの親子が目を見合わせているか、お母さんにほらっと言われているのでその子がどういった生活をしているのかが分かったり親子関係もなんとなく分かります。
ちょうど思春期の子が多かったので親の言うことを聞いてなさそうな子には、親以外の人が説明を行う事はとても有効です。学生だからと言って手は一切抜かず真剣に話をすることで真剣に聞いてくれます。途中にアイスブレイクもしっかり入れます。
ここからは学生にするカルシウムを摂取するアドバイスがあるのでご紹介します。
親御様も意外と知らない方が多いので、ご参考ください。
学生にするカルシウムを摂取する為のアドバイス
1 カルシウムについて
カルシウムは実際どんなものに含まれていると思いますか?
カルシウムっているのは牛乳やチーズなどの乳製品や魚やエビなどの魚介類に含まれているのは知っていると思いますが、意外と緑の野菜やお豆にもカルシウムは含まれています。
実際にはどんなものに含まれているかをカルシウムが入っている食品の表を見ながら丸をつけて行きます。会社で使っていたものなので出せませんがネットでも「カルシウムランキング」などと検索するとすぐ出てきます。
日常生活でよく食べる「みそ汁」なんかはカルシウムの宝庫だと思います。
カルシウムは豆腐やわかめ、味噌にも入っていますね。
私も味噌汁にはこだわりがあり、出汁は煮干しと昆布でとり小松菜やチンゲン菜など緑のものと後述するきのこ類などを一緒に入れて一気にカルシウムとビタミンD、ビタミンKを摂ります。どうせ食べるなら栄養がある方がいいですよね?
そんな話を聞くだけでもカルシウムを摂ろうと学生の意識は変わります。
不思議ですが、学校で受ける授業の時って全然頭に入らないのですが、こう言う風に先生が個々で説明するとと本当に素直に話を聞いてくれます。
先生料理するのー?とか聞かれたりこう言う話はコミニュケーションにもなるので施術する時にはもう仲良しでした^_^
2 カルシウムを効率よく摂取するために必要な2つの栄養
カルシウムは単体で摂取しても体から排出されてしまいます。
なので吸収を良くしてくれる物を一緒に食べる事をお勧めします。
1つ目がビタミンDです。
・ビタミンD
これは腸でのカルシウムの吸収を手助けしてくれます。
これはどんな食べ物に含まれているかと言うと、
鮭やさんま、うなぎ、マグロなど魚類によく含まれます。特にあん肝などの肝類には多く含まれています。後はキノコ類にもよく含まれています。
椎茸やキクラゲにも含まれています。
キクラゲはグラム別にするとダントツにビタミンDの量が多いです。
キクラゲって知ってる?と学生に聞いてから豚骨ラーメンとか皿うどんとかに乗っている黒いやつというと次から喜んで食べるようになります。
ただ残念なことになぜか学生達はキノコが嫌いな子が多いです。
私も実は椎茸大っ嫌いでした。今は逆に大好きです。
適度に日光に当たることでも作られるとも言われていますが、これに関して子供達はほぼクリアしています。
2つ目はビタミンKです
・ビタミンK
これはカルシウムを骨にくっつけてくれる接着剤のような働きをしてくれています。
どんな物に含まれているかと言うと、
これもほうれん草や小松菜などの緑の野菜や納豆に含まれています。
一日納豆1パック食べるだけで補えるので納豆はお勧めです。
私も1日1パック食べるようにしています。
皆さんここまで読んだ方はもうわかると思うのですが、
カルシウムの事だけを考えると和食は最高ですね。
遺伝の問題さえなければ、身長が伸びる環境は整えられそうです。
まとめ
他にも大切な栄養素はありますが、
本日はカルシウム・ビタミンD・ビタミンKについて書かせて頂きました。
最初に書いたようにカルシウムは体のいろいろな所に関与しています。
みんな大事なのはわかっているけど、どんな役割があるか?どんな物を食べたらいいか?などをいざ聞かれたらわからないんです。学校の家庭科の授業で教わっていたかもしれませんが、私も全然記憶にありません。
学生達に5分だけでも時間をもらって上記のことを説明するだけもその日から意識が変わります。
「先生が言ってたからキノコ頑張って食べた」とか「あれから納豆毎日食べてるよ」とか言ってもらえると説明をしてよかったなと思います。
文章化したブログもそんなふうに思ってもらえたら幸いです。
今後も成長に関する記事を書いて行きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
世界をもっと健康にする情報発信者 K
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